逗子海岸、進む海の家建設 30軒開業予定 7月1日に海開き 

建設が進む逗子海岸の海の家=逗子市内

 7月1日の海水浴場開設を控え、逗子市の逗子海岸で海の家の建設が進んでいる。新型コロナウイルス禍で2年ぶりに開設した昨年は緊急事態宣言の発出を受けて途中休場となったが、今年は感染が落ち着きつつあるだけに、関係者は期待を膨らませている。

 逗子海水浴場は9月4日まで開設。逗子海岸営業協同組合と市によると、海の家は30軒が開業予定で、5月30日に建設が始まり、現在は6、7割が完成した。例年は40軒ほどあったが、途中休場となった昨年の経緯を受けて、今年は10軒が設置を見送ったという。

 同組合の勝田康司常務理事(45)は「この2年間は非常に苦しかった。今年は無事に乗り切りたい」と話していた。

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