コントレラス兄弟対決は兄に軍配! カブスが10連敗後に2連勝

【ブレーブス3-6カブス】@リグリー・フィールド

前日の試合で球団史上2位タイの14連勝がストップしたブレーブスと10連敗がストップしたカブスが対戦した一戦で、コントレラス兄弟の直接対決が実現した。カブスに在籍する兄ウィルソン・コントレラスは「2番・捕手」、ブレーブス在籍の弟ウィリアム・コントレラスは「5番・捕手」でスタメン出場。弟は4打数2安打を記録したが、兄がそれを上回る5打数3安打1打点の活躍でチームを勝利に導き、兄弟対決は兄に軍配が上がった。

ウィルソンが「僕たちの人生で最高の瞬間だった」と語ったように、コントレラス兄弟による直接対決がついに実現。ウィルソンは1回裏に打席に入った際、ウィリアムとハグを交わした。対戦した2チームの捕手を兄弟が務めるのは、2014年6月10日(現地時間)のヤディアー・モリーナ(カージナルス)とホセ・モリーナ(レイズ)以来8年ぶりのこと。コントレラス兄弟が同じ試合でプレーするのはリトルリーグ時代以来だったという。

試合はウィルソンのタイムリーなどでカブスが3回までに4点を先制。5回表に2点を返されたが、追加点を奪ってリードを広げ、破竹の14連勝中だったブレーブスを2試合連続で破った。カブス先発のジャスティン・スティールは5回5安打2失点で2勝目(5敗)をマーク。ブレーブス先発のカイル・ライトは6回11安打5失点でマウンドを降り、4敗目(7勝)を喫した。

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