核兵器禁止条約の初めての締約国会議を前に、オーストリアのウィーンではICANのフォーラムが18日から開かれています。
小林康秀レポート
「ウィーンの街の中心部で行われますのが、ICAN核兵器廃絶国際キャンペーンが主催するフォーラムです。世界各国のNGO関係者やメディアがここに終結しています」
オープニングフォーラムの冒頭には、日本被団協の木戸季市事務局長が被爆証言をしました。
このほか、19日までの2日間で、40を超えるセッションが行われます。
そんななか、ICANのベアトリス・フィン事務局長がRCCの単独インタビューに答えました。フィン事務局長は日本がこの条約に参加しないことについて…。
ICAN ベアトリス・フィン事務局長
「岸田首相は核保有国と非保有国の橋渡しをするというのであれば、ウィーンに来て議論を聞いてほしかった。心から核軍縮を進めたいと願うのなら、ウィーンで始まる第一回締約国会議に参加すべき」
