中国地方整備局は19日、新たに配備した災害対策用ヘリコプターの就航式を開きました。
災害対策用ヘリコプターは災害発生後の被害状況の確認や、支援のための人や物資の輸送に活用します。
中国地方整備局ではこれまで、四国地方整備局のヘリコプターを共同運用していましたが、西日本豪雨のときに四国でも大きな被害が出たり、悪天候で他の地域のヘリコプターがすぐに飛んでくることができなかったりしたことから、新たな配備を決めました。
斉藤鉄夫国交大臣
「災害発生時に迅速かつ広域に被災状況の把握を行う災害対策用ヘリコプターは初動対応等においてきわめて重要な役割を担っています」
このヘリコプターは中国地方の全域に1時間以内で到着できるほか、燃料補給をせずに最大で980キロほど飛行できるなど、南海トラフ地震などの広域災害の支援も可能だということです。