核兵器禁止条約締約国会議が開かれるオーストリア・ウィーンと広島がオンラインでつながり、被爆者らの声が届けられました
川下ヒロエさん「戦争というものがこの世の中からなくなってほしいと思うんです。それを世界の人に聞いてほしいです」
母親の胎内で放射線を浴び、脳と体に障害が残る原爆小頭症の被爆者が初めて海外に発信しました。
19日、国際NGO「ICAN」がウィーンで開いた市民フォーラム。
原爆ドーム前から生中継が行われ、被爆地の思いを直接訴えかけました。
被爆者・田中稔子さん「どんな困難が立ちはだかろうとも、私は若い仲間と共に核兵器廃絶を訴え続けます」
現地では20日、核の非人道性に関する会議に広島市の松井市長らが出席し、被爆者の証言も予定されています。