DeNA大貫、21日先発 約3週間ぶりの連勝導く

巨人戦へ向け調整する横浜DeNA・大貫=横浜

 一発回避で雪辱へ―。横浜DeNAの大貫晋一投手(28)が21日の巨人戦(東京ドーム)で先発する。5月12日の前回対戦ではポランコ、岡本和にソロ本塁打を浴び、7回2失点ながら敗戦投手となった。大貫は「長距離打者には割り切ってヒットでもいい。バッテリーで考えながら、狙って意図したアウトを重ねたい」と意気込んだ。

 20日は横浜スタジアムで先発投手陣の指名練習に参加。巨人戦で先発予定の東や石田とノックを受けるなどで調整した。

 6月10日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、中10日でのマウンドとなる。あえてボールを握らない日を設定し、「リフレッシュというか、少し肩肘を休ませた」。苦手な夏場を見据え、走り込む量も増やしたという。

 開幕からただ一人、ローテーションを守ってきた。10試合で7度のクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を遂げているが、7回以上は2度のみと納得はしていない。

 「先発投手はなるべく長い回を投げたいもの。1イニングでも、1人でも多く投げたい」。チームは日曜日の連敗を9で止めたばかり。勢いをもたらすピッチングで、約3週間ぶりの連勝へ導く。  

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