左足首捻挫のパドレス・マチャド 現時点では故障者リスト入り回避

マニー・マチャド(パドレス)は日本時間6月20日のロッキーズ戦で走塁時に左足首を痛めて途中交代したが、一夜明けてパドレスはマチャドを故障者リストに登録しなかった。レントゲン検査の結果、骨に異常がないことは判明しており、ライアン・フラハティ監督代行はマチャドの状態について「非常に楽観的」に考えているという。関係者によると、マチャドは日本時間6月21日も球場に現れており、故障者リスト入りが必要ないくらいの日数で戦列復帰できる可能性もあるようだ。

マチャドはメジャーリーグで最も頑丈な選手の1人として知られている。2015年と2018年は162試合、短縮シーズンの2020年も60試合に出場し、2015年以降で10試合以上に欠場したシーズンは1度もない。今回も骨折という最悪の状況を回避することに成功しており、10日以内に戦列復帰できる可能性すら残されている。現時点では戦列復帰までのタイムテーブルは未定だが、今後数日間の様子を見ながら、故障者リストへの登録が必要か否かを判断する方針だ。

故障者リストへの登録は最大で3日までさかのぼることができる。よって、パドレスは今日を含めて3日間様子を見て、マチャドの戦列復帰までに10日以上を要すると判断した場合は、マチャドの最終出場の翌日までさかのぼって故障者リストに登録することができる。つまり、日本時間6月24日のフィリーズ戦の開始前までに判断すれば、日本時間6月21日にさかのぼって故障者リスト入りさせることができるというわけだ。

今季のマチャドはここまで66試合に出場して打率.328、12本塁打、46打点、7盗塁、出塁率.400、長打率.545、OPS.945の好成績をマーク。フェルナンド・タティスJr.が開幕から欠場するなか、パドレス打線のなかで孤軍奮闘していた。なお、パドレスは日本時間6月21日に有望株C・J・エイブラムスをメジャーへ昇格させており、マチャド復帰までのあいだは金河成(キム・ハソン)が遊撃から三塁に回り、エイブラムスが遊撃のポジションに入ることになりそうだ。

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