現代ジャズを代表するギタリスト、ジュリアン・レイジのブルーノート2作目が決定

Photo by Shervin Lainez

ゲイリー・バートンやチャールス・ロイドなど多くのジャズ・レジェンドと共演し、NYタイムズから「天賦の才」と称賛を受ける現代ジャズを代表するギタリストの1人、ジュリアン・レイジが、ブルーノートから2枚目となるアルバム『View With A Room』を9月16日にリリースすることが決定。

あわせて、同作から「Auditorium」の先行配信がスタートするとともに、ミュージック・ビデオ(MV)も公開されている。

<Youtube:Julian Lage - Auditorium (Official Video)

『View With A Room』には10曲のオリジナル曲を収録。前作に続きベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングのトリオとなっているが、今回はビル・フリゼールも7曲で参加。これまでもデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案したプロジェクトなど、さまざまな文脈で共演してきた2人だが、今回のカルテットでの共演はジュリアンのアルバム・ビジョンをより鋭く引き立てている。

ジュリアンは、次のようにコメントしている。

本作について:
このアルバムは何年も前から作りたかった。有機的なインプロヴィゼーションと小編成の機敏さを兼ね備えた豪華なオーケストレーションは可能か、という音楽的な問いかけから生まれたものなんだ。その答えは、僕にとって重要なエレクトリック・ギターにあった。エレクトリック・ギターのサウンドは美しくもあり、鋭くもあり、控えめで暖かくもあり、そして硬質でもある。このアルバムのオーケストレーションを考えるにあたって、その部分を深堀りしたいと思ったんだ」

ビル・フリゼールについて:
彼自身がオーケストラのサウンドのようなものだよ。このレコードについて話し合ったとき、ビルは即座に『うん、よくわかったよ。きみがポップにしたい部分も、それがジャズ・ギターの系譜を表していることも知っている』と言ってくれたんだ。ビルはギターのサウンドのニュアンスにとても繊細だから、そのことについて一緒に話すのは楽しいことだった

■リリース情報

ジュリアン・レイジ AL『ヴュー・ウィズ・ア・ルーム』
2022年9月16日発売

DL / Streaming→https://julian-lage.lnk.to/ViewWithARoom 

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