トラブル解決の代わりに加入を強要 43歳の暴走族リーダー逮捕「黙秘します」

浦賀警察署

 神奈川県警浦賀署は21日、脅迫と強要の疑いで、暴走族「川崎宮軍団」のリーダーで自称建築業の男(43)=横浜市鶴見区上末吉3丁目=を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年6月、いずれも横須賀市在住の専門学校生(18)と会社員の男性(18)の2人にトラブルを解決する代わりに、強要して暴走族に加入させた。また、専門学校生が交流サイト(SNS)のメッセージを無視したことに腹を立て、今年4月5日から翌6日までの間、「探し出して捕まえるのは簡単だから」などとメッセージを送り脅迫した、としている。

 調べに対し「黙秘します」と供述しているという。

 同容疑者は今月1日、オートバイなど約100台で集団暴走をしたなどとして、県警交通捜査課と高速隊に道交法違反(共同危険行為)などの疑いで逮捕されていた。

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