沖縄コロナ1421人、病床率39% 中部病院でクラスター、死亡2人目に(6月22日朝)

 県は21日、10歳未満から90歳以上の1421人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県全体のコロナ専用の病床使用率は39.7%で、重症者用病床使用率は10%。圏域別の病床使用率は、本島が46.9%、宮古と八重山は4.5%となっている。
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 感染者のうち感染経路が分かっているのは693人で、内訳は家庭内が438人、友人・知人が144人、職場内が60人、施設内が30人、飲食が8人、その他が13人、調査中が728人となっている。
 県立中部病院で5月19日~6月18日にかけて発生した2件のクラスターについて、感染者40人のうち新たに1人が死亡したと報告があった。死亡者数の累計は2人となった。その他の感染者は回復し、クラスターは収束しているという。
 県は22日に対策本部会議を開き、新たな対処方針について議論する。会食時の「4人以下、2時間以内」の制限緩和などを検討する。(中村優希)
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