【地図記号クイズ】あなたはわかりますか?丸囲みの有無で変わるその意味とは

旅好きの皆さんの中には、「1日中ずっと地図を眺めていられる」なんて言う人も多いかもしれません。遠い地の景色を思い描きながらの卓上トリップも素敵ですよね! そこでここでは、そんな地図好きさんのために「地図記号クイズ」を連載でお届けします。2万5千分の1の地形図には、全部で134種類の地図記号が設定されているそう。よく知っている記号から、「はじめて見たかも」なレア記号もあるかもしれませんね!

今日の地図記号は「高等学校」

「文」は学校を示す地図記号だと知っている人は多いはずですが、丸囲みの有無で対象が異なることを知っていましたか? 文だけの記号は「小・中学校」を示しますが、丸囲みが付くと一体……?

そう、今日の地図記号の正解は「高等学校」でした。

高等学校の記号は、高等学校や中等教育学校(中高一貫校)を表しています。この記号は、小・中学校と区別するために○で囲まれています。

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学校の地図記号が生まれたのは1885年で、6年後、現在の「文」の記号になりました。1965年からは「文」を○で囲かこんだ記号で高等学校を表して、小・中学校と区別するようになりました。

文部科学統計要覧(令和4年版)によると、日本の高等学校の数は4,856校、中等教育学校は56校。ちなみに大学などは、文の上に(大)や(短大)、(専)などを付けて表します。

番号:61

名称:高等学校

適用:学校教育法第1条による学校のうちの高等学校及び中等教育学校を表示する。

参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html

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