新体制チェルシーが“移籍交渉の達人”に熱視線 リバプールでサラーやマネを獲得した敏腕SD

 新体制発足のチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドは、リバプールを退任する敏腕スポーツディレクターの争奪戦を繰り広げている。

チェルシー、グラノフスカイア女史が今夏に移籍市場後に退任 ベーリー氏が会長とSDを兼任

 リバプールのスポーツディレクターを務めるマイケル・エドワーズ氏は、今シーズン限りでの退任を発表。2011年11月に入社したエドワーズ氏は、アリソン・ベッカー、フィルジル・ファン・ダイク、サディオ・マネ、モハメド・サラー、アンドリュー・ロバートソンを獲得した敏腕交渉人で、リバプールは同氏が着任してから30年ぶりのリーグ制覇や5年で3度のUEFAチャンピオンズリーグ決勝進出を果たした。「10年というのは誰の人生においても長い時間だ。いい事には必ず終わりがある。2021年夏のウィンドウがリバプールSDとして最後の仕事だ」と伝えている。

 一方でイギリス紙『デイリーメール』によると、チェルシーとマンUが新SD招聘に尽力している模様。特にチェルシーはロマン・アブラモビッチ政権の終焉に伴い、ブルース・バック会長やディレクターを務めるマリナ・グラノフスカイア女史の退陣が決定しており、暫定でトッド・ベーリー氏が会長職とディレクター職を兼任に。そのため今後の補強面でリードする人物を探しており、エドワーズ氏に白羽の矢が立ったと報じている。

チェルシーやマンUがリバプール敏腕SDの争奪戦を展開か Photo John Powell

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