グラノフスカイア女史、バック会長に続きチェルシーから退陣へ

 チェルシーはブルース・バック会長やディレクターのマリナ・グラノフスカイア女史が退任し、トッド・ベーリー氏の新会長就任を伝えた。

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 76歳バック氏は19年間チェルシーの会長を務めていたが、6月30日を以って退任が決定。2003年から19個のタイトル獲得を見守り、今後はシニアアドバイザーとしてチェルシーに携わる予定で、すでにブルースのオーナーグループの会長に任命されているベーリー氏の会長職の引き継ぎが内定している。一方でイギリス紙『テレグラフ』によると、グラノフスカイア女史もバックやロマン・アブラモビッチの後を追う可能性が濃厚に。これまで移籍交渉や選手との契約延長に大きく貢献してきたグラノフスカイア女史は、クラブの新体制に伴いベーリー氏に全権を委ねる方針と報じている。

グラノフスカイア女史がバック氏と共に退任へ Photo Chris Brunskill/Fantasista

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