地雷廃絶役立てて 高鍋東中生が校内募金活動

 地雷廃絶などに役立ててほしいと、高鍋町・高鍋東中(小嶋雅史校長、310人)の2年生が17日、宮崎市のボランティア団体・地雷ゼロ宮崎(上野匡毅(まさたけ)代表)に寄付金を贈った。
 上野代表は5月、同校で2年生106人を前にカンボジアの地雷廃絶や被害者支援の取り組みを講演した。これを受け、2年生の学年委員会が「少しでもカンボジアの力になれれば」と、校内で募金活動を実施=写真(同校提供)。2週間で4万2069円が集まった。
 同校を再び訪れ、生徒3人から寄付金と感想文を受け取った上野代表は「講演を聞いて募金活動をする例は珍しい。寄付金は現地の支援団体に届ける」と話していた。

© 株式会社宮崎日日新聞社