熱中症で17人搬送、2人重症 26日の栃木県内

 県内は26日、各地で気温が上昇し、午後5時までに計17人が熱中症の疑いで搬送された。県内12消防本部によると、那珂川町と高根沢町の高齢の男女計2人が重症だったほか、中等症が2人、軽症は13人だった。

 南那須地区広域行政事務組合消防本部によると、午前10時20分ごろ、那珂川町の畑で男性(90)が倒れているのを近所の人が発見し、119番した。男性はドクターヘリで搬送された。

 塩谷広域行政組合消防本部などによると、高根沢町では高齢女性が自宅で発熱や嘔吐おうと)したため、家族が正午ごろ119番した。女性はエアコンを使用していたという。

 いずれも搬送先で重症と診断された。

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