後楽園 7月3日に「観蓮節」 岡山、3年ぶり開催へ

2019年の観蓮節=後楽園

 岡山市の後楽園は7月3日午前4時~8時、ハスの花や箏曲の音色などを楽しむ「観蓮節」を開く。新型コロナウイルスの影響で2020、21年は中止しており、開催は3年ぶりとなる。

 同市出身の植物学者・大賀一郎博士(故人)が種子を発見し、開花させた古代種「大賀ハス」や、約30センチの白い大輪を咲かせる「一天四海(いってんしかい)」を観賞する。箏曲の演奏のほか、茶席、料理レシピが付いたハスの実の販売(10粒入り100円)なども行われる。

 大人410円、65歳以上140円、高校生以下無料。茶席と弁当付きの入園券(1人1600円)を前日まで同園などで販売している。雨天決行。

 問い合わせは同園事務所(086―272―1148)。

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