岡山県選管は27日、参院選岡山選挙区(改選数1)の期日前投票状況をまとめた。公示翌日の23日から26日までの4日間で4万6962人が投票。2019年の前回同時期は3日間で集計したため単純比較はできないが、1日平均で17.0%上回っている。
30市区町村全てで増加した。伸び率は高い順に美咲町(4.10倍)奈義町(2.39倍)備前市(2.36倍)となっており、県選管は「期日前投票所の設置場所を増やしたり、開設時間を延長したりと投票環境を整えた地域が特に増えているようだ」としている。
投票者数は倉敷市が1万3203人で最多。次いで岡山市北区5726人▽同市南区4336人▽同市中区4091人―の順となっている。
県内の期日前投票所は現在74カ所に設けられ、今後、大型商業施設などに期間限定で設置されるものを含めると110カ所となる。投票時間は一部を除き午前8時半~午後8時。
前回の参院選岡山選挙区では、全投票者の39.0%に当たる27万9145人が期日前投票だった。