日本卓球界の発展に貢献することになったEXILE・TETSUYA

EXILEのTETSUYAが、「公益財団法人日本卓球協会」の「男女ホープスナショナルチーム(HNT)」のコンディショニングコーチに就任することになり23日、都内で行われた就任式に出席したことを、各メディアが報じた。

HNTは2001年、10年後の卓球界を見据えて構成された12歳以下のナショナルチーム。1期生の東京オリンピックの混合ダブルス金メダリストの水谷隼選手をはじめ、張本智和選手など、オリンピアンの登竜門となり、日本卓球界の発展を支えている。

記事によると、同協会では2020年11月から、早期専門化することで、子どもたちの運動が偏ることから、将来のケガを防止するため、TETSUYA考案監修のダンストレーニングプログラムを導入。その実績が評価を受け、本年度からコンディショニングコーチに就任したという。

TETSUYAは、「すごくワクワクしていた。すごく責任のあることだと思うので、しっかり務めさせていただきたい」と意気込み。すでに合宿にも参加しているそうで、「卓球世界チャンピオン、金メダリストというのを見たいというのが大きな夢」と目標を明かした。

「2011年に雑誌『月刊EXILE』にてダンス、トレーニング、健康などをテーマとした連載『EXILEパフォーマンス研究所(E.P.I.)』をスタートさせた。そこからつながって、2017年4月、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の社会人修士課程1年制に入学し、2018年3月に修了。そして、2020年4月に開校したEXPG高等学院の学長に就任。自身が監修したダンス映像の教材『中学校の現代的なリズムのダンス授業~レクチャームービー~』が文部科学省選定の映像教育教材に認定されるなど、理論を持った指導者としての顔も持つ。今後、HNTの仕事の割合が増えるのでは」(スポーツ紙の五輪担当記者)

6年後の2028年の米・ロサンゼルスオリンピックでは、TETSUYAの指導を受けた選手たちが活躍しそうだ。

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