【川崎乳児遺体】出産後に自宅浴槽内で殺害した疑い、23歳母親を再逮捕

中原署

 自宅の浴槽内で出産した男児を殺害したとして、神奈川県警捜査1課と中原署は27日、殺人の疑いで、川崎市中原区小杉町2丁目、タイ国籍の自営業の女(23)=死体遺棄罪で起訴=を再逮捕した。県警によると、女は調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めている。

 再逮捕容疑は、4月18日ごろ、自宅の浴槽内で、男児を出産した後に殺害した、としている。

 女は翌19日朝、男児の遺体を自宅マンション1階のごみ集積所に遺棄したとして、死体遺棄の疑いで5月に逮捕、起訴された。ごみ集積所の防犯カメラ映像に、女が遺体を放置する姿が写っていた。起訴状によると、遺体はビニール袋に入れて捨てられていたという。

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