レイズ・パレイデスとドジャース・フリーマンが第12週の週間MVPに

日本時間6月28日、メジャーリーグ機構は2022年レギュラーシーズン第12週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはアイザック・パレイデス(レイズ)、ナショナル・リーグはフレディ・フリーマン(ドジャース)が選出された。パレイデスは初受賞で、レイズからの選出はマニュエル・マーゴに続いて今季2人目。一方のフリーマンはキャリア6度目の受賞だが、ドジャース移籍後は初受賞で、ドジャースからの選出はコディ・ベリンジャーに続いて今季2人目となった。

パレイデスはメキシコ出身の23歳の内野手で、今季開幕直前にオースティン・メドーズとのトレードでタイガースからレイズに加入。先週は5試合に出場して打率.579(19打数11安打)、2二塁打、5本塁打、9打点、出塁率.619、長打率1.474、OPS2.093と猛打を炸裂させた。日本時間6月22日のヤンキース戦から3試合連続本塁打をマークし、その初戦では球団史上7度目となる1試合3本塁打を記録。最初の5イニングで3本塁打を放つのは球団史上初の快挙だった。また、3試合のスパンで5本塁打を放つのは昨年のブランドン・ラウに続いて球団史上2人目。今季メジャー全体ではパレイデスのほかにバイロン・バクストン(ツインズ)が達成している。

現在32歳のフリーマンは6試合に出場して打率.440(25打数11安打)、2二塁打、1三塁打、2本塁打、11打点、出塁率.533、長打率.840、OPS1.373の好成績をマーク。昨季まで所属していたブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークで行われた3連戦では、古巣を相手に4安打3四球で7度出塁し、出塁率.467の活躍を見せた。日本時間6月16日のエンゼルス戦から今季最長の10試合連続安打を継続中で、そのうち日本時間6月20日のガーディアンズ戦からは4試合連続で「1得点以上&1長打以上&1打点以上」をマーク。この4試合は合計3本塁打、11打点、OPS1.703と素晴らしい活躍だった。

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