太古の世界に思いはせ 加津佐小で「化石展」 7月20日まで

化石に目を輝かせる児童=南島原市立加津佐小

 長崎県南島原市加津佐町の市立加津佐小(山下泰樹校長、133人)で、約1億年前(白亜紀中頃)の地層にあった化石を展示した「大昔の化石展~恐竜時代」を校内で開いている。7月20日まで。
 PTA会員の荒木桂太さん(32)が、岩盤調査の仕事で訪れた熊本県天草市で採取。今月14日、貝化石の「プテロトリゴニアオガワイ」「ゴショライヤクレニュラータ」や珍しい形の岩石など8点を同校に寄贈した。児童は興味深げに観察したり、触ったりしながら、太古の世界に思いをはせていた。
 2年の荒木結里奈さん(9)は「たくさんの化石にびっくり。貝殻がガタガタしていた」と目を輝かせていた。


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