チェフがチェルシーのアドバイザー職を退任「今が身を引く適切な時期」

 チェルシーのペトル・チェフ氏は、テクニカル・パフォーマンス・アドバイザー職の退任を明らかにした。

チェルシー、グラノフスカイア女史が今夏に移籍市場後に退任 ベーリー氏が会長とSDを兼任

 ロマン・アブラモビッチ政権終焉に伴い、ブルース・バック会長やディレクターを務めるマリナ・グラノフスカイア女史が今夏限りで退陣を表明。チェフ氏の去就も囁かれる中、6月30日付で職を退く意向を明かした。チェフ氏は、「過去3年間チェルシーでこの役割を果たすことができて大変光栄に思う。クラブが新しいオーナーになった今、私は身を引くのに適切な時期だと感じた」と言及。「クラブが新オーナーになって素晴らしい状態になったのを嬉しく思うと共に、ピッチ内外で今後の成功を確信している」と伝えた。

 現役時代にチェルシーで333試合に出場したチェフは、3年前にクラブのパフォーマンスに関するすべての事柄について助言と指導を行うアドバイザーに就任。会長兼共同支配株主のトッド・ベーリー氏は「ペトルはチェルシーファミリーの重要な一員だ。私たちは彼が退任を決意したのを理解し、アドバイザーとしての貢献とコミットメントに感謝している」と謝意を述べた。

チェフがチェルシーのアドバイザーを退任 Photo Robbie Jay Barratt - AMA

 

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