神奈川県は28日、キャッスレス決済「かながわPay」の加盟店申請システムが同日正午に復旧したと発表した。不具合で20日から停止していたが、7月から始める第2弾キャンペーンに新たに加盟する店舗からの受け付けを再開した。
県によると、昨年10月から今年5月まで行った第1弾加盟店のデータ移行作業を誤り、別事業者の情報が閲覧できる不具合が生じた。委託先の共同事業体で作業を担当するシステム会社のチェックが不十分だったとして、事業体代表の横浜銀行にチェック体制の強化を求めた。
県はコロナ禍で打撃を受けた地域経済を支援するため、7月19日から「かながわPay」を活用し、支払額の最大20％分をポイント還元する第2弾キャンペーンを始める予定。
