日田市で、小さな貝を集めた展示会が開かれています。夏休みの自由研究にも役立ちそうですよ。
「水郷日田」として知られる日田市を流れる川の数はおよそ160。その川をきれいにしたり、生き物を守ったりしているのが小さな貝たちです。身近な川や海に住む貝について知ることで水辺の環境に関心をもってもらおうと、日田市立博物館が企画しました。化石や貝殻の標本が650点ほどあるほか、ホタルの幼虫のエサとなるカワニナなどは生きた姿を見ることも出来るそうです。
日田市立博物館 橋本知佳さん
「なかなか貝の仲間をじっくり見てみることって少ないと思うんですね。実際に生きている貝っていうのを会場に展示して、動いている姿を見ていただければなと思います」
子どももじっくり観察しています。企画展は、日田市のアオーゼで9月初めまで。夏休み中の子どもたちにも楽しんでほしいということです。