斉藤光毅、オランダ1部移籍は「強い意志で決めた」

オンライン会見で新天地での意気込みを語る斉藤

 サッカーのU―21(21歳以下)日本代表のFW斉藤光毅(20)がオランダ1部のスパルタに期限付き移籍することになり、29日にオンラインで「うれしさとともに、試合で活躍しないといけない気持ちが強い。もっと上のステージに行ける期待もある。気合が入っている」と心境を語った。

 斉藤は2020年冬に横浜FCからベルギー2部のロンメルに完全移籍。昨季はリーグ戦20試合出場5得点だった。

 今回の移籍については、「(スパルタが)自分に一番関心を持ってくれたのが大きい。いろいろ悩みながら強い意志を持って決めることができた」と語り、「横浜FCの時に描いていたステップアップのイメージよりちょっと遅い感覚だが、このタイミングでよかったと言えるようにしたい」と表情を引き締めた。

 オランダで活躍中の菅原(AZアルクマール)とは既に連絡を取り、現地やチームの情報を収集したという。来季の目標に2桁得点を掲げ、「しっかりチームの幹になって活躍しないと。チームやスタッフ、ファン・サポーターに自分のプレーを理解してもらって存分に力を発揮したい」と抱負を述べた。

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