ブレーブスが首位まで3ゲーム差 フィリーズ・アッペルがデビュー

【ブレーブス4-1フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ナショナル・リーグ東部地区2位のブレーブスは先発のカイル・ライトが7回3安打1失点の好投を披露。4対1で勝利し、明日の最終戦を残して3位フィリーズとの3連戦の勝ち越しを決め、首位メッツとのゲーム差を3に縮めた。好投したライトが9勝目(4敗)、3番手のウィル・スミスが3セーブ目をマーク。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは7回途中6安打4失点で5敗目(6勝)を喫した。

3回裏にリーズ・ホスキンスの14号ソロで先制されたブレーブスは、4回表にウィリアム・コントレラスのタイムリーなどで2点を奪って逆転に成功。7回表にはアダム・デュバルの9号ソロとマイケル・ハリス2世のタイムリーで2点を追加し、4対1で同地区ライバルのフィリーズを破った。ブレーブスはこれが今月21勝目(5敗)。アトランタ移転後の6月の月間最多勝利記録(2002年)に並んだ。

一方、敗れたフィリーズは2013年ドラフト全体1位指名(アストロズ)を受けてプロ入りしたマーク・アッペルが9回表に4番手として登板し、メジャーデビュー。一死からコントレラスにヒットを許したものの、デュバルから初三振を奪い、1イニングを無失点に抑えた。なお、ドラフト全体1位指名の選手が30歳349日でメジャーデビューするのは史上最高齢記録となった。右肩の故障で一時引退していたアッペルが今後どのような活躍を見せるか楽しみだ。

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