「しっかり伝えていかなければ」水爆実験で被ばく「第五福竜丸」事件を語り継ぐ集会ー静岡・焼津市

静岡県焼津市のマグロ漁船がアメリカの水爆実験で被ばくした「第五福竜丸事件」を語り継ぐ市民集会が6月30日、焼津市で開かれました。

この集会は1954年、アメリカの水爆実験によって焼津のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくし、乗組員の久保山愛吉さんが亡くなった悲劇を後世に伝えるため開かれました。

新型コロナの影響で、3年ぶりの開催となった30日は、焼津市民らおよそ140人が参加し、核兵器のない平和な世界への思いを巡らせました。

<参加者>

「平和というのは本当に大事なことだとつくづく思う。若い人たちにしっかりと伝えていかなければいけない」

© 静岡放送株式会社