被爆者の証言をもとに高校生が描いた「原爆の絵」が完成しお披露目されました。
原爆が投下された翌朝、中区の住吉橋の光景です。
なんとか避難場所にたどり着いた人々は、顔が膨れ遺体となって並んでいます。
原爆資料館では15年前から、基町高校の協力のもと絵の制作を通して若い世代に被爆体験を伝える取り組みを行っています。
今年は被爆者6人の証言から11の作品が完成しました。
3歳で被爆 飯田國彦さん「酷なお願いだったと思うが、これそのものが私が見た原風景だと感じ、大変感謝しています」
基町高校3年 サンガー梨里さん「戦争を経験していなくても、学生であっても、広島で生まれていなくても、伝えたいという強い思いがあれば周りの人に影響を与えることができると思った」
作品は来月7日から国際会議場で一般公開されます。