神奈川・秦野で乳児死体遺棄 容疑で10代少女を逮捕

乳児の遺体が見つかった畑を調べる県警の捜査員=1日午後4時20分ごろ、秦野市曲松1丁目

 秦野市内の畑でビニール袋に入った乳児の遺体が見つかった事件で、県警捜査1課と秦野署は2日、死体遺棄の疑いで、同市に住む10代の少女を逮捕した。

 逮捕容疑は、5月中旬ごろ、同市曲松1丁目の畑に、乳児の死体を遺棄した、としている。同課によると、少女は「赤ちゃんを埋めたことに間違いありません」と供述、容疑を認めている。

 同課によると、関係者らの情報提供から少女の関与が浮上した。遺体は腐敗が進んでおり、司法解剖の結果、死因は不詳、性別も不明だった。

 この事件は、1日午前11時50分ごろ、畑の所有者が「畑から異臭がするので掘ってみたらビニール袋が出てきた」と署に届け出たことで発覚。駆け付けた署員が袋を開けたところ、乳児の遺体が見つかった。

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