6月のオールスター・チーム エンゼルス・大谷翔平は選出されず

メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチ記者は毎月恒例となっている1カ月のオールスター・チームを選出する特集記事を公開し、6月のオールスター・チームの顔ぶれが決定した。投手として4勝1敗、防御率1.52、38奪三振、打者として打率.298、6本塁打、17打点、OPS.973の活躍を見せた大谷翔平(エンゼルス)は選出されず。アメリカン・リーグの先発投手部門はディラン・シース(ホワイトソックス)、指名打者部門はヨーダン・アルバレス(アストロズ)が選ばれた。

シースは5試合に先発して27回1/3を投げ、10失点を喫したものの、自責点はわずか1。大谷を上回る45奪三振を記録し、2勝1敗、防御率0.33の好成績を残した。5月の最終登板から5先発連続自責点0をマーク。唯一の自責点は6月の最終登板で打たれたソロ本塁打だった。

アルバレスは23試合に出場して打率.418、9本塁打、28打点、OPS1.345という驚異的な打撃成績をマーク。メジャーリーグ公式サイトが選出した最新の「打者パワーランキング」で1位に選ばれるなど、現在のメジャーリーグで最も勢いのある打者である。オールスター・ゲームのファン投票では大谷を抑えてア・リーグ指名打者部門1位でフェイズ1を突破した。

レイッチ記者が選出した各リーグの6月のオールスター・チームの顔ぶれは以下の通り。

アメリカン・リーグ
捕手:アレハンドロ・カーク(ブルージェイズ)
一塁:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
二塁:アイザック・パレイデス(レイズ)
三塁:ラファエル・デバース(レッドソックス)
遊撃:カルロス・コレア(ツインズ)
外野:バイロン・バクストン(ツインズ)
外野:マイク・トラウト(エンゼルス)
外野:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
DH:ヨーダン・アルバレス(アストロズ)
先発:ディラン・シース(ホワイトソックス)
救援:エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)

ナショナル・リーグ
捕手:トラビス・ダーノウ(ブレーブス)
一塁:ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)
二塁:ジェイク・クロネンワース(パドレス)
三塁:ブランドン・ドルーリー(レッズ)
遊撃:ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)
外野:カイル・シュワーバー(フィリーズ)
外野:マイケル・ハリス2世(ブレーブス)
外野:ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)
DH:ブライス・ハーパー(フィリーズ)
先発:カルロス・ロドン(ジャイアンツ)
救援:ジェシー・チャベス(ブレーブス)

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