「使える物再利用する」大堂津小でエコ大作戦

ごみの減量やリサイクルについて学んだ大堂津小児童

 日南市・大堂津小(山本章博校長、51人)で6月28日、市内のごみの問題や現状を学ぶ「エコ大作戦」があった。3、4年生17人がごみの分別や減量、リサイクルについて理解を深めた。
 市美化推進課の職員2人が講師として来校。児童は市クリーンセンターでのごみの収集、焼却について映像で学習した後、同センターには市内から1日約45トンのごみが持ち込まれると説明を受けた。紙やプラスチック、ペットボトルなどのごみを一人ずつ持って、分別を考える学習もあり、職員は「すぐに捨てずに他に使い道がないかを考えるなどして、ごみをできるだけ出さないようにしてください」と呼びかけた。
 4年の大内健志君(9)は「まだ使える物はリサイクルして使ったり、給食を残さず食べたりして、ごみを減らしていきたい」と話していた。

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