湘南ひらつか七夕まつり、本番向け練習会 市民飾りの取り付け作業確認

七夕まつりの本番に向け、飾りの掲出の仕方を確認する市民飾りの参加団体=平塚市紅谷町

 3年ぶりに開催される「第70回湘南ひらつか七夕まつり」(8~10日)に向け、七夕飾りを掲出する練習会が2日、JR平塚駅前の湘南スターモール(平塚市紅谷町)で行われた。市民飾りの製作に関わった15団体約30人が参加し、飾りの取り付け作業を確認した。

 通りの歩道に高さ11メートルの竹ざおが設置され、「湘南七夕の会」のスタッフの指導の下、飾りが地面に落下しないロープの結び付け方や、電球のコードが断線しない配線の仕方などを確認した。飾りは7日夜に各団体が取り付ける。

 七夕まつりを通じて出会った仲間でつくる「TEAM GO!」は、伝統をつなぐ「承継」をテーマに作成。南雲ゆかりさんは「2年間中止になったが、今年は70回目。改めて作る楽しさを感じた」、手塚玲衣さんは「久々でうれしいし、大人の部活のよう」と笑みを浮かべ、本番を待ちきれない様子だった。

 新型コロナウイルス感染症対策で露店の出店を取りやめ、豪華絢爛(けんらん)な七夕飾りを楽しむことに重点を置いた今回は、湘南スターモールや紅谷パールロードに計112本が披露される。

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