盗撮の疑いで中学校教員の男(34)を逮捕 サービスエリアの男子トイレで

高速道路のサービスエリア内のトイレで盗撮をしたとして、広島県庄原市の中学校教諭が逮捕されました。

RCC

盗撮の疑いで逮捕されたのは、庄原市内の中学校に勤める教諭の男(34)です。

警察によりますと、男は3日午後5時すぎ、福山市の福山サービスエリア内のトイレで、男性(22)が使用していた個室トイレの上部分からスマートフォンを差し入れ、男性を撮影した疑いがもたれています。

気がついた男性が警察に通報し、かけつけた警察官が現行犯逮捕したということです。

男と被害男性に面識はなく、警察の調べに対し男は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察が余罪などについても調べています。

庄原市教育委員会によりますと、男は庄原市内の公立中学校で1年生の担任を務めているということで、普段の勤務態度などについて特にこれまで問題は報告されていないということです。

中学校教諭の逮捕をうけ、庄原市教育委員会は以下のとおりコメントしています。

「盗撮という断じて許せない行為を行ったことに強い憤りを覚えています。子どもたちや保護者、市民の皆様にご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。教員一人ひとりがその職責を深く自覚し、自らを厳しく律することができる研修や実践をとおし、不祥事防止の徹底に勤めます。また、子どもたちの現状をしっかり受け止め、失った信頼を回復できるよう確かな実践を総力を挙げて努力して参ります」

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