神奈川県警は4日、2022年度末までに7カ所の交番を廃止する、と発表した。交番の統合再編計画に基づくもので、取扱件数の少なさや施設の老朽具合などを考慮し選んだ。
廃止する交番は▽麦田町(山手署、横浜市中区)▽矢向(鶴見署、同市鶴見区)▽富士見公園(川崎署、川崎市川崎区)▽六合(三崎署、三浦市)▽逗子駅前(逗子署、逗子市)▽山ノ内(大船署、鎌倉市)▽酒井(厚木署、厚木市)。
富士見公園と逗子駅前の2交番は今年9月下旬、他の5交番は来年3月末で隣接する交番と統合する。六合と山ノ内は、警察活動の拠点「連絡所」として建物を活用する。
また廃止の代替策として、交番機能を備えたワゴンタイプの車両「アクティブ交番」を各署に配備し、治安水準の維持に努めるとしている。