ブレーブスが先行逃げ切り 雨天で2時間37分中断のロングゲーム

【カージナルス3-6ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスはカージナルス先発のダコタ・ハドソンの不安定な立ち上がりを攻め、2回までに6点を先制。4回終了時から2時間37分もの雨天中断を挟むロングゲームとなったが、6対3で逃げ切って4連戦の初戦を制した。ブレーブス3番手のダレン・オデイが2勝目(2敗)、5番手のウィル・スミスが5セーブ目をマーク。ハドソンは4回9安打6失点と精彩を欠き、5敗目(6勝)を喫した。

初回にマット・オルソンのタイムリーで先制したブレーブスは、2回裏二死1・2塁からマイケル・ハリス2世の死球で満塁となり、ロナルド・アクーニャJr.が押し出し四球を選んで1点を追加。さらにダンズビー・スワンソンの走者一掃のタイムリー二塁打、オルソンの2打席連続のタイムリーと続き、一挙5得点のビッグイニングとなった。一方のカージナルスは4回表にコナー・ケイペルの犠飛で1点を返して反撃。5回表開始前に雨脚が強くなり、2時間37分の中断に突入した。

試合再開後、カージナルスは6回表にフアン・イェペスが11号ソロ、ケイペルがメジャー初アーチとなる1号ソロを放って3点差に追い上げると、9回表には一死満塁の逆転機を迎えた。ところが、ノーラン・アレナドが空振り三振、アルバート・プホルスがピッチャーゴロに倒れて試合終了。ブレーブスは抑えのスミスが不安定なピッチングでピンチを招いたものの、6対3で逃げ切って首位メッツとの3.5ゲーム差をキープした。

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