競輪の福井開設72周年記念の不死鳥杯(G3)は7月7日から4日間、福井県福井市の福井競輪場で行われる。ここは地元が世界に誇る脇本雄太(福井)で断然のレースだ。
今年のG1初出場となった日本選手権に優勝し、一発でグランプリ出場を決めた。国際級の脚力は、このメンバーでは明らかに上。しかも地元記念は過去5回優勝と手がつけられない。稲垣裕之(京都)南修二(大阪)ら近畿勢のサポート態勢も万全だ。
⇒脇本雄太が競輪日本選手権優勝、6度目のGⅠ制覇
古性優作(大阪)がG1初制覇した昨年のオールスターは先導した脇本のおかげだが、グランプリ、全日本選抜、高松宮記念杯はいずれも自力での優勝。脇本ら地元勢を立てつつも、決勝で番手回りなら逆転もある。
一角に食い込めば実力的に松浦悠士(広島)か。宿口陽一(埼玉)吉沢純平(茨城)の関東勢や、鈴木裕(千葉)松井宏佑(神奈川)の南関東勢に中本匠栄、瓜生崇智(ともに熊本)の九州勢にも警戒したい。