西日本豪雨から4年 岡山県で最も被害が大きかった倉敷市真備町で追悼式

西日本豪雨から4年です。岡山県で最も被害が大きかった倉敷市真備町で追悼式が開かれました。

(宮川周三リポート)
「倉敷市真備町の追悼式の会場です。新型コロナの状況を鑑みて、去年よりも人数制限を緩和して式が執り行われます」

倉敷市真備町箭田の「マービーふれあいセンター」で行われた追悼式には約60人が参列しました。

被災当時の様子

西日本豪雨では、災害関連死を含めて岡山県で95人が亡くなっていて、今も3人が行方不明となっています。県内で最も被害が大きかった真備町がある倉敷市では75人が犠牲になりました。

式では母の房子さんを亡くした倉敷市真備町有井の平松頼雄さんが遺族代表として胸のうちを明かしました。

(西日本豪雨で母を亡くした/平松頼雄さん)
「もう少し早く避難を促すことができていればと今でも悔やまれますが、母からは身をもって命の大切さ、早めの避難が大切であると教えてもらった気がします」

岡山県では自宅を離れて仮設住宅で暮している人が10世帯24人います。

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