第104回全国高校野球長崎大会 7日開幕 3年ぶり全チーム入場行進

大会の主会場となる県営ビッグNスタジアム=長崎市

 第104回全国高校野球選手権長崎大会は7日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで開幕する。51チームが1枚の夏の甲子園切符を懸け、27日までビッグNと諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場、佐世保市総合グラウンド野球場で熱戦を繰り広げる。
 7日は午後2時から開会式を開催。コロナ禍の影響で、全チームが参加して入場行進するのは3年ぶりとなる。選手宣誓は長崎工の原口央涼主将が務め、終了後、島原農-猶興館の1回戦1試合を実施する。
 シード校は、上位から海星、長崎日大、諫早農、長崎商、大崎、創成館、波佐見、長崎南山。この8校を軸に、例年以上の混戦が予想される。
 試合は2回戦まで3会場、3回戦はビッグNと諫早で実施。21、22日の準々決勝は諫早、25、27日の準決勝、決勝はビッグNで行われる。
 昨年に続き、全会場で観客を入れる方針。観戦希望者は県高野連のホームページからダウンロードした名簿に必要事項を記入し、入場受付で提出することが義務づけられる。入場料は大人600円、高校生200円、試合中の高校の生徒は100円、中学生以下は無料。中高生は制服着用か身分証提示が必要で、過去の大会記録や出場校紹介などを載せたパンフレット(700円)や記念タオル(1500円)も販売する。


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