レイズがレッドソックス3連戦に勝ち越し 澤村拓一は制球乱し2失点

【レイズ7-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レイズはメジャー初登板となったルーキーのブライアン・ベヨを攻めて3回までに4得点。その後も6回表、9回表にも追加点を挙げると、投手陣がレッドソックス打線を1点に抑えて7対1で快勝。同地区のライバル相手に敵地での3連戦勝ち越しを決め、同率の地区2位に浮上した。レイズ先発のコリー・クルーバーは6回被安打3、与四球0、奪三振5、失点0の好投で4勝目(5敗)をマーク。レッドソックス先発のベヨは4回4失点で敗戦投手となり、デビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。

レイズは1回表、一死からヤンディ・ディアスが二塁打を放つと、続くワンダー・フランコのタイムリーで1点を先制。3回にもチャンスを作るとランディ・アロザレーナとケビン・キアマイアーがともにタイムリー二塁打を放ち4対0とリードを広げる。さらに6回表にはジョシュ・ロウのタイムリー二塁打と押し出し四球、9回表にはアロザレーナの9号ソロと効果的に加点し、計7得点と打線が繋がった。

レッドソックスの澤村拓一は4点ビハインドの6回表に3番手として登板。6球で2アウトを奪ったが、四球でランナーを許すと続く打者にタイムリー二塁打を浴びる。さらに3者連続で四球を与えて押し出しを許し、後続は断ったものの1回を投げて被安打1、与四球4、奪三振1、失点2と不本意なパフォーマンス。今季の防御率は2.45から2.97に悪化した。

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