3年ぶり復活、湘南ひらつか七夕まつり 前夜祭で安全祈願

七夕まつり開催へ安全祈願した前夜祭=平塚市の紅谷町まちかど広場

 第70回湘南ひらつか七夕まつりが8日、平塚駅北口の商店街などを会場に開幕する。新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続の中止を余儀なくされ、3年ぶりの開催。今回は感染対策で規模を縮小し、露店営業も取りやめるが、豪華絢爛(けんらん)な七夕飾りが中心街を彩る。10日まで。

 7日夜には前夜祭が開かれ、まつりの安全を祈願した。七夕飾り掲出などの準備を急ピッチで進める湘南スターモール商店街の紅谷町まちかど広場で、実行委員会会長の落合克宏市長、委員長の福澤正人さん=市観光協会会長=らが参席。相州平塚七夕太鼓の演奏のほか、平塚八幡宮の巫女(みこ)による七夕にちなんだオリジナルの舞楽が披露された。

 副会長の常盤卓嗣さん=市商店街連合会会長=は「平塚の商売の先輩方が積み上げてきた歴史がある。今回は露店はなく、規模も縮小されるが、『盛大に開催してよかったな』と思えるようにしたい」と話していた。

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