「鮎レディ」3年ぶり集結 県内外から72人 大田原

アユ釣りを楽しむ参加者たち

 大田原市観光協会による女性限定のアユ釣り大会「鮎(あゆ)レディ」が3日、黒羽向町の那珂川で開かれ、県内外から10~60代の女性72人が参加した。

 女性ファンを増やしてアユ釣り人口の裾野拡大につなげようと、2018年から開催されている。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった。

 さおや胴長など釣り道具一式を借りられる手軽さが好評だという。参加者は川に入り、地元のベテラン釣り師に指導を受けながら真剣な表情でさおを振った。午前8時半から4時間で9匹を釣り上げた人もいた。

 6匹を釣り6位となった千葉県野田市、会社員桜井恵美子(さくらいえみこ)さん(43)は「2回目の参加。前回は1匹も釣れなかったが、今回は20センチ超えの大物も釣れて楽しかった」と話した。

アユ釣りを楽しむ参加者たち

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