甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権栃木大会は8日、3年ぶりとなる開会式を県営球場で行い、24日までの延べ12日間にわたる熱戦の幕が上がった。
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青空の下、61校58チームの選手たちは一塁側に設けられたゲートから登場。本塁、三塁方向へとダイヤモンドを回るように、力強く入場行進した。
昨年、大会10連覇を果たした作新学院の桜井叶翔(さくらいかなと)主将が優勝旗を、佐野日大の古河琢磨(ふるかわたくま)主将が準優勝杯を返還。出場校を代表し、桜井主将が「今まで築き上げて頂いた伝統とプライドを胸に、熱い大会にすることを誓います」と高らかに選手宣誓した。
開会式の後、同球場では小山南-栃木商、栃木農-真岡の1回戦2試合が行われる。