米ノババックス製ワクチン 長崎県内で接種開始

ノババックスのワクチン接種を受ける男性(左)=長崎市、道ノ尾病院

 国内で承認された4種類目の新型コロナウイルスワクチンとなる米ノババックスのワクチン接種が8日、長崎市虹が丘町の道ノ尾病院で始まった。
 ノババックスのワクチンは発熱などの副反応が出る割合が低い臨床試験のデータがある。国内では技術提供を受けた武田薬品工業が製造。18歳以上が対象で4回目への使用は認められていない。
 同日は約80人が予約。佐世保市の男性(66)は「アレルギーの問題で医者からほかの3種類は打ってはいけないと言われていた。やっと接種できた」と笑顔を見せた。
 同院によると、7日までに308回分の予約が入っており、今後も毎週金曜に接種日を設ける。予約、問い合わせは(電095.856.1111)。受付時間は月-金曜は午前9時~11時半、午後1時半~4時半、土曜は午前9時~11時半。


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