ガスリー予選10番手「アップグレードがないことを考えれば満足の結果。ここからポイントを狙う」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGPの金曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは10番手を獲得した。Q2で11番手となったため、予選走行を終了。しかし後にQ2でのセルジオ・ペレス(レッドブル)のタイムが抹消されたことにより、ガスリーの順位は10番手に繰り上げられた。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
FP1 16番手(1分07秒592:ソフトタイヤ/33周)
予選 10番手(Q1=15番手1分06秒589:ソフトタイヤ/Q2=10番手(セルジオ・ペレスのタイム抹消前は11番手)1分06秒160:ソフトタイヤ)

2022年F1第11戦オーストリアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ)

 今日の結果にはとても満足だ。この数戦、一切アップグレードを入れていないから、他のマシンと比べて、最近の僕たちはかなり苦労している状況だからね。ほんのわずかな差でQ3進出を逃がすのは悔しいものだが、自分のラップには満足していると言える。予選でうまくまとめ上げることができて、整ったラップを走れた。

 スプリントではトップ10のすぐ後ろからのスタートになり(注:実際には暫定グリッドでは10番手)、そこからポジションを上げて、日曜にポイント圏内に入るチャンスを期待できる。全体的なパフォーマンスには満足できないので、さらに改善を図らなければならない。それでも今後アップグレードを入れる予定があるし、今のベースラインから向上させていくことができれば、今後のレースではかなりの競争力を発揮できるはずだよ。

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