ホッケー日本リーグ男子1部は9日、日光市の今市青少年スポーツセンターホッケー場でレギュラーステージ3試合を行い、リーベ栃木は天理大に4-0で快勝した。連勝を4に伸ばし、通算6勝1分けの勝ち点19、順位は首位をキープした。
第1クオーター(Q)は互いに好機はつくるが、得点には至らず互角の展開。リーベ栃木は第2Q、FW加藤凌聖(かとうりょうせい)のシュートなどで徐々に攻勢を強め、流れをつかんだ。10分、敵陣深くでボールを奪い、DF和田友道(わだともみち)の技ありパスをFW松本航(まつもとわたる)が流し込んで先制した。
第3Qもリーベのペース。5分にMF落合大将(おちあいひろまさ)が左サイドの遠い位置から振り抜いて追加点を挙げると、12分には松本のアシストを加藤が押し込んで3点目。第4QはDF霧下義貴(きりしたよしき)がペナルティーコーナー(PC)を決めて駄目押しした。
次戦は10日午後2時から、同会場で山梨学院と対戦する。
理想の展開で貫禄見せる
観客席がチームカラーの緑で染まった恒例の「日光シリーズ」の初戦。リーベ栃木は4-0の完勝でサポーターたちを喜ばせた。故郷で1ゴール1アシストの活躍を見せた新人FW松本航(まつもとわたる)は「応援の後押しがこの勝利につながった」と爽やかな笑顔で感謝した。