就職考える高校生向けに合同企業説明会 横浜で開催へ

横浜駅近くの会場で開催された昨年の合同企業説明会の様子(ジンジブ提供)

 就職支援会社のジンジブ(大阪市)は20日、卒業後に就職を考えている高校生が複数の企業と直接会える合同企業説明会「ジョブドラフトFes2022」を横浜産貿ホール(横浜市中区)で開催する。

 高校生の就職活動は、学校に届く求人票から数社の職場を見学して応募先を決め、1人1社ずつ応募するのが従来の流れ。同社は高校生に多くの企業に出会ってもらい、話を聞いてから希望先を発見してほしいと3年前、採用を希望する企業を一堂に集めた説明会をスタートさせた。

 今年は全国16都市の19会場で開催予定で、県内は今年で3回目。横浜の出展企業は京急ストア、セコム、自衛隊神奈川地方協力本部、佐川急便、東邦電設など約60社を予定する。

 「文字情報だけでは伝わりにくい企業の雰囲気に触れ、少しでも情報不足によるミスマッチを解消できれば」とジンジブの担当者。同社のアンケートによれば、高校生の就職先選びのポイントは給与、勤務地、年間休日などの条件の次に、仕事内容、職場の雰囲気、人間関係などとなっているという。

 20日の開催時間は午後1時半~午後5時半。

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