小野田氏「早く国政に戻り仕事を」 参院選岡山で再選 一夜明け決意

投開票から一夜明け、報道陣に2期目の決意を話す小野田氏

 10日投開票の参院選岡山選挙区で再選を果たした自民党の小野田紀美氏(39)は11日、岡山市南区西市の事務所で報道陣の取材に応じ、「託された票数を見ると責任は重い。早く国政に戻って仕事がしたい」と決意を述べた。

 選挙戦では中山間地域の遊説で、農業振興に関する要望が有権者から相次ぎ寄せられたと振り返り「国土を守るための農業と(生産性を高めて)もうかる農業を分けて施策を進める」と強調。「地方創生につながる子育て政策にも取り組む」と意欲を示した。

 国政の連立パートナーである公明党の推薦を受けずに戦ったことに関しては「自民党員でも私を推していない人がいる。(公明を支持する)組織票がごそっと相手に行ったが、そこはあまりどうこう感じていない。政党の公認(推薦)はあっても良いが、もっと自由な雰囲気が広がるべきだ」と述べた。

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