湘南ひらつか花火大会に有料指定席 ふるさと納税でCFも

湘南ひらつか花火大会(過去の開催から)

 3年ぶりに開催される「第70回湘南ひらつか花火大会」(8月26日、荒天時は28日に延期)に向けて、実行委員会が有料観覧席のチケットを販売している。

 相模川河口の湘南潮来で開催する今夏の同花火大会は、新型コロナウイルス感染症対策の一環で有料指定席を設置。価格をA~D席(計3532席)の4種類に区分し、「チケットぴあ」で前売り販売している。

 また今年は平塚新港周辺会場内に無料観覧席を設けないが、協賛席、有料観覧席のチケットがない人は同港西側の砂浜などで観覧できる。午後7時から45分間、約3千発を打ち上げる。

 これに合わせ、平塚市は花火打ち上げの一部経費に活用する目的で、賛同者から寄付を募るクラウドファンディング(CF)を同7日まで実施している。ふるさと納税が行えるインターネット上の総合サイト「ふるさとチョイス」から寄付でき、市は目標金額に100万円を掲げた。目標を達成しなかった場合でも事業に活用され、特典として金額に応じて有料観覧席のチケットなどが得られる。

 花火大会とCFの詳細は同花火大会公式ホームページで。

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