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死者・行方不明者299人を出した長崎大水害から23日で40年になるのを前に、長崎市下黒崎町の市立外海黒崎小(溝川浩校長、46人)で6日、防災授業があり、児童らが大雨や日頃の備えなどを学んだ。
長崎大水害40年の節目に、若い世代の防災意識を高めようと市が企画。防災教育学会の諏訪清二会長が講師となり、低学年(1~3年)と高学年(4~6年)に分けて授業を行った。
このうち24人が参加した高学年の授業では、写真を見ながら長崎大水害の被害状況を学習。日頃の備えとして、天気予報を見たり、スマートフォンなどで災害情報を積極的に集めたりする方法を教わった。4年の宮本優志君(10)は「もし災害が起きたら、自分で考えて行動できるようにしたい」と話した。
市立外海中でも4日、防災授業を実施。それぞれの授業内容は録画され、今後全ての市立小中学校で視聴される予定。