ウクライナからの避難生徒が平和訴え 広島・福山市

広島県福山市に単身で避難している中高生の2人が、改めてウクライナ侵攻の早期終結を訴えました。

福山市の英数学館中・高等学校ではウクライナからの避難民2人を受け入れています。

アナスタシア・クラブチュクさん(14)は今年3月福山市に住む姉のもとに避難しました。今月から中学3年生のクラスで学んでいます。

アナスタシアさんは「日本に来たのは2回目。日本が大好き、日本人はすごく優しい」と話します。

高校1年生のクラスで学ぶアレクサンドル・マリッシュさん(15)は5月から通学しています。父親は国内に残り戦争に参加しているといいます。

アレクサンドルさんは「早く戦争終わってほしい。友達・家族に会いたい」とウクライナ侵攻の早期終結を訴えました。

福山市には現在6家族10人が避難しています。

今後も避難者が希望すれば市内の学校で受け入れていきたいとしています。

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